山口県が梅雨入り 平年より13日遅く

山口県内は、17日夜から18日明け方にかけて全域で雨が降る見通しで、気象台は、17日、「山口県を含む九州北部地方は梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
平年と比べて13日遅い梅雨入りです。

下関地方気象台によりますと、前線や暖かく湿った空気の影響で、山口県内はところによって雨雲がかかっていて、17日夜から18日明け方にかけては全域で本降りの雨となる見通しです。
1時間に降る雨の量は、県内全域のいずれも多いところで30ミリと予想されています。
一方、18日は高気圧に覆われる影響で天気はしだいに回復し、昼前には晴れ間が広がる見通しです。
県内はこの先1週間、晴れる日はあるものの雨や曇りの日が多くなる見通しで、気象台は17日午前11時半に「山口県を含む九州北部地方は梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
山口県の梅雨入りは去年より19日、平年と比べて13日遅くなり、記録が残る昭和26年以降、4番目に遅くなりました。
気象台は梅雨の期間中、急な大雨などに備えて、こまめに気象情報を確認するよう呼びかけています。