行政の仕事に活用 自治体職員対象に生成AIの勉強会

文章などを自動的に作り出す生成AIを行政の仕事に生かそうと、山口県庁で市や町の職員を対象にした初めての勉強会が開かれました。

山口県はことし3月から生成AIを業務に本格導入していて、県は取り組みを県内全域に広げようと、市や町の職員を対象に初の勉強会を県庁で開き、20人余りが参加しました。
講師はNTT西日本の福井克法さんが務め、生成AIは大きく文章、画像、動画の3種類に分類されるとした上で、最新のものでは人と感情表現を交えながらリアルタイムで対話ができるまで進歩していることを紹介しました。
続いて生成AIにウェブサイトを作るよう口頭で指示すると、生成AIが内容を理解して即座にプログラムを書いて完成させていました。
一方で福井さんは、生成AIは誤った回答や著作権を侵害する情報を出すおそれもあり、公に利用する際には注意が必要だとして、全職員が基礎的な知識を身につけ中核となるメンバーを育成することが重要だと説明しました。
県デジタル・ガバメント推進課の内田哲志班長は「生成AIにはさまざまな可能性がある反面、リスクもあると指摘されている。基本的な知識を身につけ、学んだことをそれぞれの業務で生かしてほしい」と話していました。