山口県 人口減少 全国上回るペースで進む

去年(令和5年)10月時点の山口県の人口は129万8000人で、前の年の同じ時期に比べて1万6000人少なくなり、人口減少が全国を上回るペースで進んでいることが分かりました。

総務省が発表した去年10月1日時点の「人口推計」によりますと、山口県の人口は129万8000人で、前の年の同じ時期に比べておよそ1万6000人、率にして1.21%減少しました。
これは、全国平均の0.48%の減少率を大きく上回り、全国の都道府県で12番目の高さになっています。
年代別の割合は、15歳未満が11.0%で前の年を0.2ポイント下回った一方、15歳から64歳までの生産年齢人口は53.7%で、前の年を0.1ポイント上回りました。
また、65歳以上は35.3%で、前の年を0.1ポイント上回り、秋田県や高知県に次いで3番目に高くなっています。
山口県統計分析課では、「人口減少とともに高齢化も進んでいる。若い人たちの人口を増やす取り組みがますます不可欠だ」と話しています。