小学校再編前に最後の運動会 美祢 綾木小学校

少子化などに伴って、来年度から地区の3つの小学校が1つに再編されるのを前に、美祢市美東町の小学校で最後の運動会が開かれ、子どもたちが地域の人たちと一緒に汗を流しました。

150年余りの歴史がある美祢市美東町の綾木小学校は、多い時で200人以上の児童がいましたが、少子化などで減少し、来年度から町内の3つの小学校が1つに再編されます。
全校児童13人と保護者、それに地域の人たちなどおよそ50人が集まって最後の運動会が開かれました。
はじめに、子どもたちは運動会のスローガン「全力・笑顔・絆綾木の町にひびけ」を大きな声で唱和しました。
そして競技が行われ、子どもたちは徒競走や綱引きなどに臨んだり、保護者や地域の人たちと一緒に盆踊りや玉入れを楽しんだりしました。
朝から青空が広がり、山あいの運動場には子どもたちの元気な声や、地区の人たちの歓声などが響いていました。
6年生の児童は「最後の運動会なので、一生の思い出に残るような最高の運動会にしたい」と話していました。