春の「叙勲」「褒章」の伝達式 山口県庁

さまざまな分野で功績を挙げた人などに贈られる「叙勲」や「褒章」を受章した人たちへの伝達式が、7日、県庁で行われました。

県内では、この春、さまざまな分野で顕著な功績を挙げた人に贈られる「叙勲」に67人、消防などの仕事に長年携わり、社会に貢献した人に贈られる「危険業務従事者叙勲」に64人、長年にわたってその道一筋に打ち込んできた人などに贈られる「褒章」に1つの団体と5人が選ばれました。
県庁で行われた伝達式には、受章者のうち33人が出席し、村岡知事から勲章と受章内容が記された勲記などが手渡されました。
このうち、「旭日小綬章」を受章した元山口市長の渡辺純忠さんは、「光栄に思うとともに色々な形で支えていただいた方々に感謝したいです。今後も山口市民のみなさんと一緒にまちづくりに貢献していきたいです」と話していました。
また、「藍綬褒章」を受章した柳井市の民生・児童委員、長見夏江さんは、「少しでもお役に立てるようにと、地域の人の相談に応じてきました。元気な限りは活動を続けていきたいです」と話していました。
受章者のうち希望する人は、今月(5月)10日から14日にかけて、皇居で天皇陛下に拝謁することになっています。