児童と園児がいっしょにこいのぼり作り 宇部

5月5日の端午の節句を前に、宇部市の小学校では児童と近くの幼稚園の園児たちが、いっしょにこいのぼりを作りました。

この催しは、小学生に責任感や思いやりの気持ちを育んでもらおうと、宇部市の藤山小学校が10年ほど前から開いています。
26日は、5年生の児童と、近くにある幼稚園の園児あわせて120人余りが小学校の体育館で6人1組になって、こいのぼり作りに挑戦しました。
子どもたちは、長さ1メートルほどの型紙に絵の具で模様を描いたり、手形を押してうろこを表現したりしました。
参加した園児の多くは来年の春、藤山小学校に入学するということで、小学生たちは、お兄さん、お姉さんのように優しく園児たちに話しかけ、好きな色の絵の具をパレットに出してあげるなど作業を手伝っていました。
そして、1時間ほどで色とりどりの20本のこいのぼりが出来上がりました。
参加した小学生の女の子は「自由に絵を描いてもらって、カラフルでにぎやかなこいのぼりができました。出来栄えは100点満点です」と話していました。
完成したこいのぼりは、5月、小学校で行われる新入生の歓迎会で披露されるということです。