湯田温泉の観光施設 「狐の足あと」 入館者数が100万人に

9年前(2015年)に開館した山口市湯田温泉の観光施設、「狐の足あと」の入館者数が、25日、100万人に達し、記念の式典が開かれました。

山口市中心部の湯田温泉にある「狐の足あと」は、地元の観光情報を発信する市の施設で、カフェがあるほか足湯を楽しむこともできます。
2015年のオープンから9年余りになる25日、入館者が100万人に達し、記念の式典が開かれました。
100万人目になったのは、大学時代の友人どうしで観光に来た長野県の巴さくらさんと東京都の堀口明日香さんで、山口市の伊藤市長から花束が手渡され、和菓子など、土産の詰め合わせも贈られました。
2人は、山口市がニューヨーク・タイムズの「2024年に行くべき52か所」として紹介されたことを知って旅行先に選んだということで、伊藤市長は、「100万人を達成してうれしいです。湯田温泉や山口市をじっくり楽しんでください」と語りかけていました。
2人は、4日前から山口を訪れていて、式典のあとは足湯につかって旅の疲れをいやしていました。
巴さんは、「足湯は全身が温まる感じがして気持ちよかったです。非日常を味わえてすごく楽しかったです」と話していました。
堀口さんは、「とてもすてきなまちで、修理中のお寺もあったので、また来たいです」と話していました。