英語科の新入生が英語漬け研修 下松の高校

山口県内の公立高校で唯一英語科が設置されている下松市の高校で、新入生が1日中英語で会話する研修が開かれました。

山口県内の公立高校で唯一英語科が設置されている下松市の華陵高校は、英語を通じて同級生や外国語の指導助手と親交を深めてもらおうと毎年、新入生が1日中英語で過ごす研修を開いています。
ことしは新入生と留学生のあわせて30人が参加し、アメリカやイギリスなど出身の外国語の指導助手11人と英語でのやりとりに挑戦しました。
教室の中には、カフェやジムなど8つのブースが設けられ、このうち理髪店では生徒たちが店員役の外国語の指導助手に希望する髪の長さや色を伝えたところ、カラフルなアフロヘアに変身し、生徒は気に入ったと笑顔で答えていました。
昼食の時間も生徒たちは外国語の指導助手と積極的にコミュニケーションをとり、ドラマの話や弁当のおかずなどについて会話し、和やかな雰囲気で交流を深めていました。
参加した生徒は「英語の勉強を本格的にしたくて高校を選んだので貴重な機会が得られ、進学してよかったと感じた」とか「英語でコミュニケーションがとれて楽しかった。海外で働く目標に向けて3年間勉強をがんばりたい」と話していました。