子どもたちの健やかな成長願い山口県庁にこいのぼり

5月5日の「こどもの日」を前に、子どもたちの健やかな成長を願って県庁の前庭にこいのぼりが掲げられました。

山口県は毎年5月5日の「こどもの日」にあわせて、子どもたちの健やかな成長を願って県庁の前庭にこいのぼりを掲げています。
19日は山口市内の幼稚園や保育園の園児およそ200人が参加して式典が行われ、はじめに村岡知事が「友達と仲よく過ごしてたくさん食べて、こいのぼりのように元気に大きくなって下さい」とあいさつしました。
そして、子どもたちが力を合わせてロープを引っ張ると長さ3メートルから6メートルの色とりどりの4匹のこいのぼりと吹き流しが空高く舞い上がり、日ざしを受けながらそよいでいました。
続いて、練習してきたこいのぼりの歌をみんなで合唱し、記念撮影を楽しみました。
県によりますと、県内で生まれた子どもの数は平成28年に1万人を割り込んだ後も減少が続き、去年は速報値で7628人と、これまでで最も少なくなったということです。
5歳の男の子は「楽しかったです。将来は消防士になって火事を消したい」と話していました。
5歳の女の子は「アイドルになって歌って踊りたい」と話していました。
このこいのぼりはこどもの日と5月末までの平日に掲げられます。