「全国学力テスト」 約2万人の児童や生徒がテストに臨む

全国の小学6年生と中学3年生を対象にした「全国学力テスト」が行われ、県内ではおよそ2万人の児童や生徒がテストに臨みました。

「全国学力テスト」は、文部科学省が、子どもたちの学力を把握して授業の改善につなげようと毎年行っていて、県内では、ことし、小学6年生と中学3年生、合わせておよそ2万人がテストに臨みました。
このうち、山口市の白石小学校では、6年生の児童106人が注意事項の説明を受けたあと、午前8時半ごろから最初の国語のテストに臨んでいました。
今回のテストは、「国語」と「算数・数学」で行われ、「理科」と中学生が対象の「英語」は、3年に1度の調査のためことしは行われていません。
県教育委員会によりますと、去年(令和5年)のテストの平均正答率は、中学校の「数学」が全国平均をやや上回ったものの、その他の科目は、小学校、中学校ともに全国平均と同程度か、やや下回る結果でした。
全国学力テストの結果は、ことし7月ごろに文部科学省から各学校に伝えられる予定で、県教育委員会では、全国平均と比較した正答率などを8月中をめどに公表することにしています。