NTT西日本山口支店 外勤社員が子どもの見守り活動

子どもを犯罪から守ろうと、NTT西日本山口支店は、訪問営業や通信回線の工事といった外で仕事をしている社員が子どもを見守る活動を17日から始めました。

山口市のNTT西日本山口支店で行われた開始式では、この活動の協定を結んだ山口県警察本部を代表して、生活安全企画課の水野美紀課長が「防犯の意識を持って一緒に子どもたちの見守り活動をしていきましょう」とあいさつしました。
つづいて、警察官がNTTの社員に対し、人目が少ない場所で子どもを見つけた場合は特に注意を払うことや、子どもが助けを求めてきた場合は無理に犯人を捕まえようとせず、110番通報することなどをアドバイスしていました。
NTTでは、県内での訪問営業や通信回線の工事に使う車両およそ120台に、「こども安全・パトロール中」と書かれたプレートを貼って、子どもを狙う犯罪の抑止につなげたい考えです。
西一仁支店長は「社員ひとりひとりが取り組みの意義を理解し、地域の安心安全に貢献できるようにしたい」と話しています。