街路樹伐採疑い「ビッグモーター宇部店」元店長ら4人書類送検

中古車販売会社「ビッグモーター」の各地の店舗前の街路樹が枯れるなどしていた問題で、山口県警察本部は、宇部市の店舗前の街路樹を伐採していたとして元店長など4人を器物損壊などの疑いで書類送検しました。

書類送検されたのは宇部市の「ビッグモーター宇部店」に勤務していた50歳の元店長など4人と法人としてのビッグモーターです。
警察によりますと3年前の11月、当時の店長の指示を受けたアルバイト店員3人が店舗前の街路樹、数十本を伐採したとして器物損壊と道路法違反の疑いが持たれています。
警察の調べに対し、元店長とアルバイト店員3人は容疑を認めていて、元店長は、「環境整備の一環で自分の判断で行った」などと供述しているということです。
また、会社の業務に関連して伐採が行われた疑いがあるとして法人としての「ビッグモーター」を道路法違反の疑いで書類送検しました。
この事件をめぐっては、ことし1月国土交通省中国地方整備局が県内で被害が確認された宇部店のみについて警察に告訴していました。