湯田温泉で「白狐まつり」 温泉の恵みに感謝

山口市中心部の湯田温泉で温泉の恵みに感謝する「白狐まつり」が始まりました。

この祭りは、白ギツネが湯につかって傷を癒やしたという伝説がある山口市の湯田温泉で毎年、開かれています。
メイン会場の井上公園にはキツネのお面を作るコーナーが設けられ、障害のある人たちが制作した320枚のキツネの顔の形をした厚紙に、集まった子どもたちがカラーペンで色つけしながら思い思いのお面を作っていました。
市内の小学6年生の男の子は「きつねの顔を想像しながら描きました。かっこいいお面ができました。」と話していました。
また、1000円を支払ってレバーを回すと温泉街にある10の施設のいずれかの入浴券2枚が出てくる「日帰り入浴券ガチャ」が今回、初めて設けられ、スタート前からおよそ50人が並びました。
山口市内の男性は「ドキドキ感があって楽しかったです。温泉楽しみです」と話していました。
サクラが見頃を迎えた公園では、ダンスグループやバンドによるパフォーマンスも披露され、祭りに花を添えていました。
「白狐まつり」は7日まで開かれ、維新の志士などにふんした人たちによる「白狐パレード」や、温泉の湯を参加者がひしゃくや水鉄砲でかけ合う催しも行われます。