周南市出身の徳田四段ら 将棋ファンを相手に指導対局 岩国

山口県出身のプロ棋士らが、将棋ファンに対局を指導するなど将棋の魅力を知ってもらうためのイベントが、岩国市で開かれました。

このイベントは、おととし(令和4年)周南市出身の徳田拳士四段(26)が山口県出身者としては初めてプロ棋士となったことから、岩国市文化芸術振興財団が開き、10代から60代の男女およそ40人が参加しました。
イベントでは、徳田四段らプロ棋士4人が将棋ファンを相手に指し方のコツなどを教える「指導対局」が行われました。
プロ棋士1人が同時に5人の将棋ファンと対局する形で行われ、徳田四段は5つの将棋盤を移動しながら駒の進め方など、具体的なアドバイスをしながら次々と一手を指していました。
市内の中学3年の男子生徒は「とても緊張しましたが、モチベーションが上がり楽しかったです。教えてもらったことを生かして強くなれるよう頑張りたいです」と話していました。
徳田四段は「若い人や女性なども参加し、すごく盛り上がったので楽しかったです。将棋は色々な楽しみ方があるので少しでも触れてもらえればうれしいです」と話していました。