うそ電話詐欺 防府の80代女性が130万円の被害

防府市の80代の女性がインターネットウイルスを拡散させたといううその電話を信じて現金130万円をだまし取られる被害があり、警察が詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、3月、防府市の80代の女性のスマートフォンにタナカを名乗る男から、「あなたのせいでインターネットウイルスが広がっていて被害が93件ある」、「被害を補てんするため、保険に入ってください」という電話があり、女性は指定された口座に現金30万円を振り込んだということです。
その後も内閣セキュリティセンターのフクヤマを名乗る男らから「追加で2件の被害が確認された。50万円の保険で対処する」などと言われ、追加で100万円を振り込んだということです。
女性は知人に相談してだまされたことに気づいたということで、警察が詐欺事件として捜査しています。
警察は身に覚えの無い電話やメールなどには応じず、警察や家族などに相談するよう呼びかけています。