県立農大でオープンキャンパス 高校生が野菜の収穫など体験

防府市にある県立農業大学校でオープンキャンパスが開かれ、高校生が農業用ドローンの操作や野菜の収穫などを体験しました。

防府市にある県立農業大学校では、農業に関心を持ってもらおうと、定期的にオープンキャンパスを開いていて、21日は、県内の高校生とその保護者の合わせて28人が参加しました。
はじめに、大学の担当者が学校の概要を説明し、高校生らは、農業大学校は2年間の全寮制で、土地利用学科と園芸学科、それに畜産学科の3つの学科があることなどの説明を受けました。
そして、学科ごとの実習が行われ、このうち、土地利用学科の実習では、稲の生育状況などを確認するドローンの操作を体験し、指導役の大学生から操作方法を聞きながら、ドローンを左右や上下に動かしていました。
また、園芸学科では、温室で栽培しているきゅうりの収穫作業を体験し、20センチほどの大きさに育ったものをハサミを使って丁寧に摘み取っていました。
参加した高校2年生の男子生徒は、「農業に興味があり参加しました。ドローンの操作は、リモコンを軽く触っただけで大きく動くので難しかったです」と話していました。