山口東京理科大学 県内初の薬学部1期生など 卒業式

山陽小野田市の山口東京理科大学で卒業式が行われ、6年前に設置された薬学部の1期生などおよそ300人が新たな一歩を踏み出しました。

山口東京理科大学の卒業式には6年前に県内で初めて設置された薬学部の1期生をはじめ、工学部や大学院のあわせて298人が出席しました。
式では、望月正隆学長が、それぞれの学科の代表などに学位記を手渡しました。
そして、「大学で身につけた優しくたくましい精神で、未来に続く学びの旅を歩み続けて下さい」とはなむけの言葉を贈りました。
これに対し、卒業生を代表して薬学部の木村向日葵さんが「薬学を通して地域に貢献したいという入学当初の思いは今も変わりません。薬学部の1期生としての誇りと自覚を持ち、常に上を目指して学び続けます」と決意を述べました。
大学によりますと、薬学部の1期生の多くが県内外の病院や薬局などで薬剤師として新たな一歩を踏み出すということです。
北九州市の病院に就職する薬学部の女子学生は「1期生として大変なこともありましたが、先生や仲間に支えられた6年間でした。責任感のある立派な薬剤師になりたいです」と話していました。