庭園を彩る アセビの花が見頃迎える 下関 長府毛利邸

下関市にある観光施設「長府毛利邸」では、アセビの木に白や薄紅色の花が咲き、春の訪れを告げています。

下関市長府にある明治時代の邸宅、長府毛利邸の庭にはおよそ15本のアセビが植えられていて、2月上旬に咲き始めた花が今、見頃です。
アセビは枝先に直径5ミリほどの小さな花を鈴なりに咲かせるのが特徴で、ことしは暖かい日が続いたためか例年より2週間ほど早く見頃を迎えました。
訪れた人たちは趣がある日本庭園に春らしい色合いを添えるアセビの花を、じっくり眺めたり、写真に収めたりして楽しんでいました。
北九州市から訪れていた男性は「立派なアセビが庭園によくマッチしていて良かったです」と話していました。
長府毛利邸職員の町義江さんは、「アセビの花が開き始めると春の訪れを感じます。多くの人に来ていただいて春を感じてもらいたいです」と話していました。
長府毛利邸のアセビは、3月いっぱい楽しめるということです。