中国四国防衛局　オスプレイ１４日以降飛行再開と岩国市に説明

アメリカ軍の輸送機オスプレイの日本国内での飛行再開の時期について、岩国市は中国四国防衛局から１４日以降に飛行を再開させると説明を受けたことを明らかにしました。

去年１１月、アメリカ軍岩国基地から離陸した空軍の輸送機ＣＶ２２オスプレイが鹿児島県屋久島沖で墜落し、乗員８人全員が死亡しました。
この事故を受けて、アメリカ軍は世界に配備するすべてのオスプレイの飛行を停止し、アメリカ軍岩国基地でも事故を起こした機体と同型の機体２機が駐機したままとなっています。
これについてアメリカ軍は３月８日に飛行停止措置を解除すると発表しましたが、日本国内での飛行再開の時期は明確に示していませんでした。
こうした中、岩国市は１３日午後、中国四国防衛局の担当者から１４日以降日本国内のオスプレイの飛行を再開すると説明を受けたことを明らかにしました。
オスプレイの飛行再開をめぐっては１２日も防衛省の担当者から岩国市に対してアメリカ軍の事故の原因分析や安全対策が専門的見地などから合理的であることやアメリカ軍がパイロットや整備士の練度などを３段階に分けて回復させた上で、飛行を再開させるという説明があったということです。