高校生が森林の大切さや林業を知る体験教室 岩国

地域の高校生に森林の大切さや林業への理解を深めてもらおうという体験教室が岩国市で開かれました。

この教室は岩国市の林業研究グループが企画し、「錦川交流センター」には岩国高校坂上分校の1年生15人が参加しました。
生徒たちははじめにグループの会員から、地元の森林組合では木の植栽や伐採から木材の加工まで行っていることなど林業の仕事について教わりました。
続いて、3人1組に分かれて木製のプランター作りに挑戦し、担当者から説明を受けながら電動ドライバーで木材を組み合わせてプランターを作り上げていました。
また、しいたけの菌を原木に仕込む「駒打ち」の体験も行い、コナラの木に電動ドリルで穴を開けたあと、しいたけの菌を付着させた種駒を木づちで1つ1つ丁寧に打ち込んでいました。
参加した男子生徒は「電動ドライバーを使うのも木で物を作るのも初めてだったのでかなり難しかったです」と話していました。
また、女子生徒は「森に囲まれて育ってきましたが、自分の知らないところでいろんな人が働いていることを知ることができてよかったです」と話していました。