県内の外国人労働者1万900人余 過去最多に

県内の事業所で働く外国人労働者は去年10月末時点で1万900人余りと統計を取り始めてから最も多くなりました。

山口労働局によりますと、県内の事業所で働く外国人労働者は、去年10月末の時点で1万931人と前の年より1766人増え、統計を取り始めた平成20年以降で最も多くなりました。
国籍別ではベトナムが3992人と最も多く、次いで中国が1653人、フィリピンが1299人、インドネシアが1110人、ネパールが611人などとなっています。
また、外国人労働者を雇用している事業所の数は1992か所と前の年より7.4%増え、こちらも過去最多となっています。
産業別では建設業が最も多い433か所で、次いで製造業が429か所、卸売業・小売業が363か所、宿泊業・飲食サービス業が209か所などとなっています。
山口労働局では「さまざまな業界で人手不足が続いており、今後も外国人労働者の数は増加傾向が続くことが見込まれる」と話しています。