インフルエンザ感染者数の平均 前週より減少も感染対策徹底を

2月18日までの1週間に県内でインフルエンザと診断された感染者数の平均は前の週より減少しましたが、依然として高い水準にあり、県は引き続き感染対策の徹底を呼びかけています。

2月18日までの1週間に県内67の医療機関でインフルエンザと診断された人は1医療機関あたりの平均で19.15人と前の週より4.09人減りました。
県内全体の感染者数は前の週より減少しましたが、依然として高い水準にあり、警報解除の基準となる平均10人を上回っていることから県は全域に流行の発生警報を発令しています。
保健所の管内別では多い順に下関管内が30.23人、宇部管内が25人、周南管内が18.83人、岩国管内が17.25人、柳井管内が16.8人、防府管内が14人、山口管内が9.5人、長門管内が9.33人、萩管内が6人となっています。
また、子どもを中心に高熱や結膜炎などの症状が出る「咽頭結膜熱」の平均感染者数は0.77人となり、警報の基準となる1人を下回っていますが、前の週より増加していて、県は警報を継続しています。
一方、県内67の医療機関の新型コロナの平均感染者数は9.22人で前の週より3.59人減りました。
保健所の管内別では多い順に防府管内が15人、周南管内が11.08人、岩国管内が10.88人、萩管内が9.67人、下関管内が8.92人、山口管内が8.5人、長門管内が8.33人、宇部管内が6.2人、柳井管内が4.6人となっています。
県健康増進課は「新型コロナは、減少傾向と言えるが、インフルエンザはいまも高止まりの状態にある。引き続き、十分な換気や細かな手洗い、場面に応じてのマスクの着用など感染対策を徹底してほしい」と呼びかけています。