萩伝統の「ささなみ豆腐」づくり体験会

萩市に古くから伝わる「ささなみ豆腐」づくりの体験会が、萩市で開かれました。

「ささなみ豆腐」は、江戸時代に宿場町として栄えた萩市佐々並地区に古くから伝わる豆腐で、初代総理大臣の伊藤博文がこの豆腐を気に入り、東京への出店をすすめたことでも知られています。
一晩水につけた生の大豆をつぶして豆乳を搾り出す「生しぼり」という製法で作られ、一般的な豆腐に比べて大豆の濃厚な風味としっかりした食感が特徴です。
体験会には、市内外の17人が参加し、かつて豆腐店を営んでいた土山千鶴さんらに教えてもらいながら、水に浸した大豆をミキサーでつぶしたあと布袋に入れてしぼり、豆乳をとっていきました。
そして、温めた豆乳ににがりを少しずつ入れてかき混ぜたあと、型に移して固まるのを待ちました。
このあと、参加者たちは、明治時代に旅篭だったという建物に移動しておぼろ豆腐などを味わい、完成した豆腐はお土産として持ち帰っていました。
家族で参加した防府市の女性は、「豆腐が大好きですが作ったことはなく、こんなに大変なんだと初めて知りました。自分で作った豆腐は今夜食べます」と話していました。