山陽小野田 ゴミ拾いで地域の美化に貢献 小学生3人表彰

学校の周りのゴミ拾いを自主的に行い、地域の環境美化に貢献してきたとして山陽小野田市の小学生3人に市の教育委員会から表彰状が贈られました。

表彰状が贈られたのは、いずれも須恵小学校6年生の▼井手柚希さんと▼早崎菜乃さん、▼西山水都さんの3人です。
山陽小野田市役所で行われた表彰式には井手さんと早崎さんが出席し、長友義彦 教育長が「みずから考えて行動できる子どもたちが育っていることを誇らしく思います」とたたえました。
市の教育委員会などによりますと、3人は去年秋に開かれた学年集会で学校のグラウンドなどにお菓子の袋や空き缶が落ちていたことが問題になったのをきっかけに地域の環境美化に関心を持ち、毎週1回、放課後に通学路や学校近くの公園などでゴミ拾いを行っています。
これをきっかけにおよそ30人のクラスメートなどもゴミ拾いに参加するようになり、学校や教育委員会には地元から感謝のことばが寄せられているということです。
井手柚希さんは「卒業するまでまだ時間があるのでしっかりゴミ拾いをして、下級生にも活動が広がるとうれしいです」と話しています。