米軍岩国基地の子どもたちに周防大島町特産のみかん贈呈

岩国市のアメリカ軍岩国基地の子どもたちに地元の特産品を味わってもらおうと、JAなどが周防大島町で採れたみかんを贈呈しました。

みかんの贈呈は、アメリカ軍岩国基地の小学校で行われ、基地内にある2つの小学校の子どもおよそ370人が集まりました。
はじめに、JA山口県周防大島統括本部の平田浩一 本部長が、「みかんを食べて健康でいてください」と英語であいさつし、周防大島町特産のみかん、およそ170キロを贈りました。
これに対し、基地代表の子どもたちが、「みかんの輝きは幸せのシンボルです」とか、「みかんを育ててくれてありがとうございます。また来て下さい」と英語と日本語でお礼しました。
そして、児童全員で唱歌「みかんの花咲く丘」を日本語で合唱したり、代表の児童がみかんをテーマにした英語版の俳句を披露したりしていました。
日本産のみかんは、甘さやジューシーさに加え、皮がむきやすいことから、アメリカの子どもたちに人気が高いということです。
児童たちは、「甘酸っぱくておいしいので食べられるのがうれしいです」とか、「心がわくわくするイベントで、みかんをもらえる日米の絆があることをうれしく思います」と話していました。