山口 小型ロボット動かすプログラミングを親子で学ぶ講座

子どもたちにプログラミングの楽しさを知ってもらおうと、プログラムを組んで小型のロボットを動かす講座が山口市の博物館で開かれました。

山口市の県立山口博物館で開かれた講座には幼稚園児から小学6年生までの14人と保護者が参加しました。
講師は博物館の学芸員が務め、参加者は高さ20センチほどのタイヤで走行する小型ロボットを動かすプログラミングに挑戦しました。
用意されたパソコンのプログラミング体験ソフトは「2秒間走る」とか「右に曲がる」といった1つ1つの動作を示すイラスト付きのブロックを画面上に並べることでプログラムを組めるようになっていて、子どもたちは保護者と相談しながらロボットにさまざまな動きをさせていました。
そして、「黒色のライン上を曲がりながら進み、ボールを見つけたら停止してアームを回転させてボールをたたく」という複雑なプログラムにも挑みました。
子どもたちはセンサーの感度などを何度も微調整しながら、ロボットがボールをたたくのに成功すると歓声を上げて喜んでいました。
参加した9歳の男の子は、「光センサーの感度などを工夫しました。プログラミングでロボットを動かす難しさを学びました」と話していました。