村岡知事と若手職員 働き方改革で意見交換

村岡知事と県の若手職員が働き方改革について意見交換を行い、業務を平準化する仕組みや、庁内のペーパーレス化などについて活発な意見が出ました。

山口市内で開かれた意見交換会には、働き方改革に関する648件の提案の中から選ばれた8人の若手職員が参加し、村岡知事に直接、提案を行いました。
このうち、週に1日程度、所属部署以外の業務に従事し、業務負担の平準化を図る「庁内副業制度」の提案について村岡知事は、「幅広い県の業務を多く担当することで人材育成にもつながる」と賛同していました。
このほかにもフレキシブルな働き方を可能にする「週休3日制」の導入や、膨大な紙の資料を使う予算編成事務の「ペーパーレス化」などの提案が行われ、村岡知事は真剣な表情で若手職員の話を聞いていました。
24日の意見交換会で出た提案や意見は、今後の業務見直しの参考にするということです。
村岡知事は、「上の世代と若い職員の理想とする働き方には大きなギャップがある。若手の理想を形にすることでやりがいを生み、県民へのサービスの向上につなげたい」と話していました。