中間貯蔵施設 中国電力 ボーリング調査へ現地で木の伐採開始

上関町での中間貯蔵施設の建設に向けたボーリング調査を行うため、中国電力が現地で木の伐採を始めたことが関係者への取材で分かりました。

使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設の建設計画をめぐっては、去年8月、上関町が建設に向けた調査を受け入れる考えを表明し、中国電力は町内の敷地でボーリング調査を行うため、森林を伐採する届け出を町に提出していました。
1月21日から伐採が可能となる中、中国電力が24日、木の伐採を始めたことが関係者への取材で分かりました。
中国電力は敷地内の11か所でボーリング調査を行う予定で、調査場所や資材置き場、それに作業員の移動経路などを作るため、0.69ヘクタールの森林を伐採するということです。
中国電力は去年8月に町に伐採の届け出を提出していましたが、中間貯蔵施設に対する周辺の自治体からの懸念の声などを受けて木の伐採を見合わせ、12月22日、再び町に届け出を提出していました。