「岸根ぐり」の研究など探求学習成果発表 岩国高校分校の生徒

岩国高校の分校の生徒たちが、特産の「岸根ぐり」の研究など、この1年間の探究学習の成果を発表する催しが岩国市で開かれました。

この発表会は、岩国高校の坂上分校と広瀬分校が、毎年、開いていて、両校の生徒およそ60人が、岩国市美和町の「ハーモニーみわ」に集まりました。
このうち、坂上分校の1年生は、地元特産の「岸根ぐり」について調べ、生産者の高齢化などで栗の木が減っていることや、栗の苗木を学校に植えたことを発表しました。
また、坂上分校の3年生は、大学への進学や就職に向けた活動を一人一人発表し、進路選択に必要な情報を集めることの大切さや、悩んだ場合は周りの人に相談するようアドバイスしていました。
最後に、広瀬分校の3年生が、高校の校庭にある畑で土壌づくりから取り組み、レタスやにんじんなどの野菜を栽培した記録を紹介していました。
広瀬分校の3年生は、「練習どおりにできて良かった。仲間と協力して畑仕事をできたのはいい経験になりました」と話していました。
坂上分校の1年生は、「美和町出身ですが、地元のことを調べてみると知らないこともたくさんあって、勉強になりました」と話していました。