小学生たちが「カリフローレ」の試食と収穫体験 平生町

「日本のイタリア」と称して町おこしに取り組んでいる平生町で、地元の小学生たちが「カリフローレ」というイタリア料理にも使われる野菜の試食や収穫体験を行いました。

平生町は、町がある室津半島の形がイタリア半島に似ていることから、「日本のイタリア」と称して町おこしに取り組んでいます。
16日は、町内の佐賀小学校で、イタリア料理にも使われる「カリフローレ」という野菜を鶏肉やもやしといっしょに炒めた料理が給食に提供されました。
カリフラワーの一種の「カリフローレ」は、軸が長く小さな花束のような見た目が特徴で、児童たちは歯ごたえのある食感を楽しんでいました。
小学5年生の男子児童は、「コリコリしていておいしかったです。頑張って育てたかいがありました」と話していました。
このあと、児童たちは、校庭の畑で、1株が3キロほどの重さに育ったカリフローレを地域の人たちに教えてもらいながら収穫しました。
そして、収穫したカリフローレを小分けにして、自宅に持ち帰っていました。
小学6年生の女子児童は、「みんなで楽しく収穫できてよかったです。野菜炒めやオムライスを作りたいです」と話していました。