江島潔参議院議員 “秘書が特捜部の任意の事情聴取”

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、参議院山口選挙区選出で安倍派に所属する江島潔参議院議員は、新年の記者会見で、東京の事務所で会計責任者を務める秘書が東京地検特捜部の任意の事情聴取を受けたことを明らかにしました。
そのうえで、自身のキックバックの有無については捜査が終わりしだい、報告したいと説明しました。

参議院の山口選挙区選出で自民党安倍派に所属する江島潔参議院議員は、９日、県庁で新年の記者会見を開きました。
このなかで、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件について、「政治不信を招いてしまったことは遺憾で残念に思う。派閥の一員が逮捕されたことは私も強く申し訳ないと思う」と述べました。
そのうえで、自身の東京の事務所で会計責任者を務める秘書が東京地検特捜部の任意の事情聴取を受けたことを明らかにしました。
そして、自身のキックバックの有無については捜査中のため答えられないとして、捜査が終わりしだい、改めて報告したいと説明しました。
また、政策を磨いていくうえで派閥の意義はあるとし、共産党が主張するパーティー券の購入を含めた企業・団体献金の全面禁止については、「献金そのものは悪ではなく、透明性を確保することが必要だ」と述べ、再発を防ぐため政治資金規正法の改正も必要だという認識を示しました。