小学生がことしの目標などを漢字ひと文字で書いた書道展 山口

小学生がことしの目標や世の中への思いを漢字ひと文字で書いた書道作品の展示会が、山口市で開かれています。

この展示会は、山口市などが5年前から開いているもので、会場の「山口市菜香亭」には、市内の小学5、6年生が、ことしの目標や世の中への思いを漢字ひと文字で書いた作品のうち、入選以上に選ばれた100点が展示されています。
このうち、「最優秀賞」を受賞した名田島小学校6年の河村花凜さんの「翔」は、河村さんがことし中学生になることから、目標に向かって高く羽ばたけるようにという思いが込められています。
主催者によりますと、世界各地で紛争が相次いでいることから、世界中が希望にみちあふれてほしいという希望の「希」や「愛」などの文字が多かったということです。
会場を訪れた60代の男性は、「子どもたちの書体が力強く、未来に言いたいことを文字できちんと表現していてすばらしいと思います」と話していました。
この展示会は、来月(2月)29日まで、「山口市菜香亭」で開かれています。