美祢 秋吉台サファリランドに「カピバラ温泉」

山口県内では各地で雪が降る天気となり、美祢市の自然動物公園では寒さに弱いカピバラのために露天風呂が設けられました。

美祢市の「秋吉台サファリランド」では、世界最大のネズミの仲間で、南米の水辺に生息するカピバラ5頭を飼育していて、17日朝から専用の露天風呂、「カピバラ温泉」が設けられました。
17日は雪が降る中、山口市の湯田温泉の湯を使った露天風呂が用意されると、姉妹のカピバラ3頭はゆっくりと湯につかり、頭まで潜ったり好物のささの葉をほおばったりしながら目を細めていました。
訪れた人たちは、ミカンやゆずの浮いた温泉で温まるカピバラの愛くるしい姿を「かわいい」などと口にしながら、次々と写真に収めていました。
島根県から訪れた18歳の男性は、「めっちゃかわいかったです。カピバラを初めて見たのが温泉に入る姿でうれしかったです」と話していました。
「秋吉台サファリランド」の今村潤飼育員は、「カピバラは暖かい地方の生き物なので、温泉でたまに寝てしまうこともありますが、気持ちよさそうにしている姿をぜひ見てもらいたいです」と話しています。
「カピバラ温泉」は来年3月上旬まで秋吉台サファリランドに設けられます。