県産ヒノキで作った積み木のおもちゃ 保育園児に贈呈 下関

子どもたちに緑の大切さを学んでもらおうと、下関市の保育園の園児に、県産ヒノキで作った積み木のおもちゃが贈られました。

県の外郭団体「やまぐち農林振興公社」は、令和元年度から、緑豊かな街づくりを進めようと募った「緑の募金」を財源に購入した県産ヒノキの積み木を県内の幼稚園や保育園などに贈っています。
下関市のみそら保育園では贈呈式が行われ、県下関農林事務所森林部の田名後勇人部長が、「たくさん触って、匂いも嗅いで思いっきり遊んでください」と述べ、園児の代表に積み木や木の絵本などを手渡しました。
これに対し、園児の代表たちが、「みんなで大切に使います。遊ぶのが楽しみです」とお礼を言いました。
そして、園児たちは、積み木を高く積み上げたり、並べたりして、楽しそうに遊んでいました。
子どもたちは、「たのしい」とか、「いい匂いがする」と話していました。
県下関農林事務所の田名後部長は、「幼児期から木に触れることで、自然や緑の大切さを感じてほしい」と話していました。
「緑の募金」活動は、毎年、春と秋の2回行われていて、去年はおよそ2200万円が集まったということです。