インフルエンザ 感染者数減少も注意報レベル続く

12月3日までの1週間のインフルエンザの平均感染者数は24.88人で前の週より減ったものの、注意報レベルが続いています。
一方、新型コロナウイルスの平均感染者数は2.84人と前の週を上回りました。

12月3日までの1週間に県内67の医療機関でインフルエンザの診断を受けた人は、1医療機関あたりの平均で24.88人と、前の週から0.66人減りました。
しかし、依然として県が注意報レベルとする平均10人を超える状況が続いていて、県は引き続き「流行発生注意報」を出し、注意を呼びかけています。
保健所の管内別では多い順に防府管内が46人、山口管内が37人、宇部管内が31.8人、長門管内が24人、柳井管内が23.2人、周南管内が22.58人、下関管内が17.08人、岩国管内が14.5人、萩管内が8.67人となっています。
また新型コロナウイルスの1医療機関あたりの平均感染者数は2.84人と、前の週から0.24人増えました。
保健所の管内別では多い順に防府管内が5.8人、岩国管内と山口管内がそれぞれ3.75人、周南管内が3.33人、宇部管内が2.8人、長門管内が1.67人、柳井管内が1.6人、下関管内が1.38人、萩管内が0.67人となっています。
県は感染状況について「インフルエンザの感染者数は2週連続で下がったとはいえ、まだまだ横ばいで高い水準にとどまっていて警戒が必要だ。引き続き、適度の換気や手洗い・うがいなどの基本的な感染対策を徹底してほしい」と話しています。