岩国錦帯橋空港 利用者が400万人に 記念式典

岩国市にある岩国錦帯橋空港の利用者が、27日、400万人に達し、記念の式典が開かれました。

岩国錦帯橋空港は、2012年にアメリカ軍岩国基地の滑走路を民間機も利用する空港として開港し、全日空が羽田空港や那覇空港との定期便を運航しています。
27日は、空港の利用者、400万人目になった千葉県の夫婦、久保田梢来さんと由梨菜さんに対して、記念式典が開かれました。
このなかで、久保田さん夫婦に、航空会社などから岩国と羽田の往復ペア航空券や山口県の特産物のカタログギフトなどが贈られました。
また、久保田さん夫婦が利用した便の乗客などに、空港で使えるドリンク券や土産のせんべいがふるまわれていました。
岩国錦帯橋空港の利用者は、コロナ禍前の年間50万人以上をピークに、ここ数年は落ち込みが続いたものの、去年の政府の旅行支援策や、ことしの新型コロナの5類への移行で回復傾向にあるということです。
梢来さんは、「夫婦で47都道府県を巡るのが夢で、今回、山口に来ました。やっぱり遠くから来るには空港があると便利だなと思います」と話していました。