投資詐欺で下松市の男性が2400万円被害

下松市に住む50代の男性が、有名投資家を名乗る人物などから投資の指南を受けて取り引きしたところ、振り込みや税金の名目で現金あわせて2400万円をだまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、ことし8月、下松市の50代の男性がインターネットで、有名な投資家が投資の指南をするとうたったサイトを見つけSNSのアカウントを交換しました。
投資家のアシスタントを名乗る人物から教わったサイトに投資用口座を作成し、指示に従ってことし9月から1か月間に11回にわたりあわせて2200万円を指定された口座に振り込んだということです。
その後、1億円以上の利益が出ているとデータに表示され、男性が全額の出金を求めたところ、利益の数パーセントの税金の支払いを要求され、280万円あまりを振り込んだということです。
その後も手数料として1500万円を要求されたことから、詐欺を疑い、警察に相談したところ、振り込んだ金と手数料あわせて2400万円余りがだまし取られたことがわかったということです。
警察は、SNSのみで投資のやりとりをすることなどは詐欺を疑ってすぐに通報するよう呼びかけています。