米軍岩国基地 滑走路など使い自転車レース

地元との交流を深めようと岩国市にあるアメリカ軍岩国基地で19日、周辺の住民や基地関係者が滑走路などを自転車で駆け抜ける催しが開かれました。

「ツール・ド・フライトライン」と呼ばれる自転車の催しは、健康づくりとともに地元との交流を深めようとアメリカ軍岩国基地で初めて開かれ、周辺の住民や基地関係者、およそ40人が参加しました。
催しは30キロほどのコースで順位を競う部門と10キロ余りを楽しむ部門に分かれ、日米の参加者は開始前に写真を撮るなどして親睦を深めていました。
そして、レースが始まると海からの風を受けながら、ペダルを力強くこいで、基地内の滑走路や建物の間をさっそうと駆け抜けていました。
広島県大竹市から参加した男性は「すごく道がきれいで走りやすくて良かったです。基地内を走るのはめったにない機会なのでいい経験になりました」と話していました。
また、大会に参加したアメリカ軍岩国基地のジェラルド・ファラオ報道部長は「滑走路を自転車で走るのは我々にとってもユニークなことで、地元の人とこの経験を共有できて良かった」と話していました。