県内唯一の女子高校 中村女子高校 令和7年度から共学化へ

山口市にある県内唯一の女子高校、中村女子高校が令和7年度から男女共学に移行することになりました。
男女共学化に伴い学校名を「山口中村学園高校」に変更するとしています。

山口市にある中村女子高校は、1867年に裁縫を教える塾として始まった県内で最も歴史の古い私立高校で、現在は県内で唯一の女子高校です。
高校を運営する学校法人、「山口中村学園」によりますと現在、5つある学科のうち看護科、調理科、福祉科の3つの学科で令和7年度から男女共学に移行するということです。
一方、普通科と商業科はこれまで通り女子生徒のみを募集します。
男女共学化に伴って学校名も「山口中村学園高校」に変更することにしています。
医療現場で男性看護師のニーズが高まっていることや、男女共同参画や多様性を重視する社会の流れに対応するため、男女共学化を決めたということです。
学校法人によりますと「これからの時代に対応した新たな理想の学校づくりに向けた歩みを開始し、より一層地域から信頼される学校へ進化していきます」とコメントしています。