体操「ゆか」のスペシャリスト 下関出身 南一輝選手が報告会

体操の世界選手権で「ゆか」のスペシャリストとして2つのメダルを獲得した、下関市出身の南一輝選手が山口市で報告会を開き、技を披露するなどして子どもたちと交流しました。

下関市出身の南選手は10月7日、ベルギーで開かれた体操の世界選手権の男子団体で、8年ぶりの金メダルを獲得したほか、個人種目別のゆかでも銀メダルを獲得しました。
山口市で行われた高校生以下の体操の大会のあとに報告会が行われ、南選手が会場に姿を見せると子どもたちが大きな拍手で迎えました。
このなかで南選手は「団体の金メダルはうれしかったが、種目別は悔しい思いをした」と話していました。
続く実技指導では、南選手が手本を見せながら倒立や転回などの基本的な技のコツをアドバイスしていました。
最後に南選手が「後方伸身宙返り3回ひねり」の大技を披露すると、子どもたちから歓声が上がっていました。
南選手は「このような会を開いてもらい、山口に帰ってきてよかったと感じた。自分に続いて山口県から世界で活躍する選手が出てきてほしい」と話していました。