紅葉の名所 東行庵でライトアップ始まる 下関

紅葉の名所として知られる山口県下関市の寺「東行庵」では、色づき始めた木々のライトアップが始まりました。

下関市の山あいにある東行庵には、境内におよそ250本のかえでが植えられていて、毎年、葉が色づく時期にあわせてライトアップが行われています。
ことしは、10月下旬から葉が色づき始め、今は全体の4割ほどが見頃となっています。
赤や黄色に色づいた葉はおよそ40個のライトで照らされ、境内を幻想的な雰囲気に包んでいました。
また、寺では紅葉狩りに訪れた人に、地元で作られた餅や芋を焼いてふるまっていて、この日も多くの人が熱々の餅や芋で体を温めながら紅葉を楽しんでいました。
3人組の友人グループで福岡県から訪れていた男性は、「紅葉がきれいで来てよかったです、芋もおいしいし、最高に幸せです」と話していました。
東行庵のライトアップは11月23日まで日没から午後9時の間行われます。
夜間の入場には、照明費用などへの協力として1人200円が必要だということです。