JR山口線篠目駅の花壇を住民らが整備 菜の花の種植える

鉄道ファンの間で撮影スポットとして人気のあるJR山口線の篠目駅を菜の花でいっぱいにしようと、地元の住民や鉄道ファンなどが、線路近くの花壇の整備を行いました。

JR山口線の篠目駅は、かつて蒸気機関車に給水を行っていたレンガ造りの給水塔などが残されていることから、レトロな風景を撮影できる駅として鉄道ファンの間で人気のスポットとなっています。
29日は、故障のため修理が続いている人気の観光列車「SLやまぐち号」の復活を願って、地元の住民や鉄道ファンなどおよそ20人が線路近くの花壇の整備を行いました。
参加者たちは、花壇の雑草を引き抜いたり、くわで土を耕したりしたあと菜の花の種を植え、水をまいていました。
参加した鉄道ファンの男子高校生は「地域の人たちと花壇をきれいにできてやりがいを感じました」と話していました。
撮影スポットを整備するグループの村野哲郎さんは、「みんなで大切な撮影スポットを守ることは意義深い。菜の花を満開にしてSLの復活を待ちたい」と話していました。