岩国 錦帯橋 創建350年迎え50年後に向けタイムカプセル

今月(10月)創建350年を迎えた岩国市の錦帯橋の節目に合わせ、創建400年に向けたタイムカプセルを収める式典が行われました。

国の名勝にも指定されている岩国市の錦帯橋は、今月、創建から350年を迎えました。
この節目に合わせ、岩国青年会議所が50年後の創建400年に向けタイムカプセルを送ることを企画し、市内の公園でカプセルの封入式を行いました。
カプセルは、▽高さおよそ70センチ、▽直径44センチほどで、創建350年を記念するイベントのポスターやご朱印などが入れられました。
また、市内の中高生が書いた50年後に向けたメッセージも集められ、式典の中で生徒を代表し、中学3年生の米重志月さんが「50年後の岩国はどんな街になっていますか。私は錦帯橋が世界遺産に登録され、もっと多くの人が訪れるようになっていると思います」などとメッセージを読み上げました。
タイムカプセルは今後、錦帯橋をのぞむ岩国城で保管され、創建400年となる2073年に開封されるということです。
米重さんは「小学校への通学で錦帯橋を渡ってきました。50年後はどんなふうになっているのか楽しみです」と話していました。