高校生が地元特産「岸根ぐり」学ぶ 選果場見学やくり拾い体験

岩国市の高校生が地元特産の「岸根ぐり」について学ぼうと選果場を見学したり、くり拾いを体験したりしました。

岩国市特産の「岸根ぐり」は、実が一般的な品種より一回り大きく強い甘みとまろやかな味が特徴です。
岩国高校坂上分校では総合学習の一環として地域の産業について学んでいて、25日は「岸根ぐり」について知ろうと、1年生17人が地元のくり選果場を訪れました。
選果場では、はじめにJAの担当者からくりの出荷までの流れの説明を受けたあと、殺虫処理の施設やくりを保存する冷蔵庫を見て回りました。
続いて、くりを選別する施設に移動し、ベルトコンベアで運ばれたくりが、大きさで自動で分別される様子を見学しました。
そして、生徒たちは畑でくり拾いに挑戦し、地面に落ちたくりを見つけては足を使って器用にイガを開いて、大きくて茶色に色づいた実を取り出していました。
参加した高校1年生の女子生徒は「楽しかったです。初めて選果場も見ましたが、岸根ぐりについていろいろ知ることができてよかったです」と話していました。
集めたくりは26日、学校でくりご飯に調理して生徒たちが食べるということです。