韓国とのチャーター便運航前に 韓国旅行会社の職員招きツアー

山口宇部空港と韓国のインチョン国際空港を結ぶ連続チャーター便が来年1月に運航するのを前に、韓国の旅行会社の職員などを招いて、山口の魅力を知ってもらうツアーが行われています。

このツアーは、来年1月から2月にかけての運航が決まっている、山口宇部空港と韓国のインチョン国際空港を結ぶ連続チャーター便で韓国から訪れる観光客を増やそうと、県などが企画しました。
参加しているのは、韓国の旅行会社や航空会社の職員など8人で、17日は美祢市の秋吉台を訪れました。
参加した職員たちは、雄大なカルスト台地で写真を撮ったり、秋吉台の成り立ちや地層に関する説明に熱心に耳を傾けたりしたほか、国内最大級の鍾乳洞の秋芳洞にも入って、神秘的な造形美を楽しんでいました。
参加した女性職員は、「韓国では見ることができない自然で、韓国からの観光客も喜ぶと思います」などと話していました。
県交通政策課の原田浩さんは、「海外からの観光客を直接呼び込めることがチャーター便のメリットなので、多くの人に山口を訪れてほしい」と話していました。
参加者たちは、18日は県内のゴルフ場などを視察するということです。