「鉄道の日」制定30年記念 JR新山口駅で駅弁販売イベント

あす、14日は「鉄道の日」です。
山口市のJR新山口駅では、全国各地の駅弁を販売するイベントが開かれています。

このイベントは、明治5年の10月14日に日本で鉄道の運行が始まったことにちなんだ「鉄道の日」が制定されて、14日で30年となるのを記念して開かれました。
会場のJR新山口駅の自由通路では、36種類の駅弁が並べられました。
駅弁は山口の「ふく寿司」や鳥取の「のどぐろ寿し」など中国地方の弁当に加え、北海道の「いかめし」や、山形の「牛肉どまん中」など、全国各地から集められました。
訪れた人たちは、多くの種類の駅弁を楽しみながら選んでいる様子で、複数買い求める人の姿も見られました。
鳥取県の「のどぐろ寿し」などを購入した山口市の男性は「駅弁を食べると特別な気持ちになります。食べるのが楽しみです」と話していました。
イベントを企画した「広島駅弁当」鉄道部の夏目祐課長は、「鉄道食文化を普及していきたいと思って開催した。中国地方には流通していない全国各地の弁当も取りそろえたので、旅情を感じながら食べてほしい」と話していました。
このイベントはJR新山口駅で15日まで開かれています。
駅弁がなくなりしだい終了するということです。