「つのしま夕やけマラソン」 大会前に地元の高校生が清掃活動

日本海に沈む夕日の景色が美しいことで知られる下関市北部の角島で、「つのしま夕やけマラソン」が開かれるのを前に、地元の高校生などが、ゴール地点の周辺で清掃活動を行いました。

「つのしま夕やけマラソン」は、角島大橋の本土側を出発点に島内をめぐりながら、旧角島小学校を目指す5キロと10キロのコースに分かれた大会で、ことしは今月(10月)14日に開かれます。
5日は、ランナーたちに気持ちよくゴールしてもらおうと、下関北高校の生徒や地元の住民など合わせて80人ほどが、ボランティアでゴール周辺の砂浜でゴミ拾いをしました。
参加者たちは、大きなゴミ袋を手に持って砂浜に降りると、流木やペットボトル、それに、壊れた漁具などを見つけては、燃やすゴミや不燃物などに分類しながら次々に袋に入れていました。
作業は、爽やかな海からの風が吹くなか、1時間近く行われ、なかには、流れ着いた木の枝でいっぱいになった袋を抱える生徒の姿も見られました。
下関北高校の生徒たちは、「この海をきれいにしようと思いながらゴミを拾いました」とか、「ゴミが多くて大変でしたけど来た人にきれいだと思ってもらえるようにしました」と話していました。