新型コロナワクチン 村岡知事が5回目の接種

新型コロナの感染拡大が懸念される冬を前に、オミクロン株の派生型に対応したワクチンの接種が県内でも始まり、村岡知事は、5日、5回目の接種を受けるとともに、重症化リスクのある人の積極的な接種を呼びかけました。

県内では、先月(9月)20日以降、およそ700か所の医療機関で、現在、流行の主流となっているオミクロン株の派生型に対応したファイザー製ワクチンの接種が行われています。
これにあわせて、5日、村岡知事が山口市の診療所で5回目の接種を行い、医師から問診を受けたあとワクチンを接種していました。
今回の追加接種の対象は、前回の接種から3か月以上が経過した人で、5歳以上は2回目の接種が終了した人、生後6か月から4歳は3回目の接種が終了した人で、県内ではおよそ111万人が対象になります。
一般的に複数のワクチンを接種する場合、2週間の間隔を空ける必要がありますが、新型コロナのワクチンは、現在同時に流行しているインフルエンザのワクチンと同じ日に接種することも可能だということです。
村岡知事は、「特に高齢者や基礎疾患のある方など重症化リスクのある方には、積極的に接種を検討してほしい」と呼びかけています。