小学生たちがカヌーで自然に親しむ 宇部

ふるさとの豊かな自然に親しんでもらおうと、宇部市の湖で小学生たちがカヌーを体験する授業が行われました。

宇部市の山あいにある小野小学校では、ふるさとの豊かな自然に触れ、生き物や環境問題への学びにつなげようと、近くにある湖でカヌーを体験する授業を行っています。
授業には3年生と4年生の児童7人が参加し、消防用の取水場に1人乗り用のカヌーを浮かべて乗り込むと、バランスを取りながら湖にこぎ出していきました。
保護者や地域の人が見守るなか、子どもたちは、水の上をスイスイ進んだあと、全員で横一列に並んだり、後ろ向きに進む練習をしたりしていました。
そして、湖に生息する魚や湖面の色の変化などを観察し、豊かな自然を満喫しながら学びを深めていました。
参加した4年生の男子児童は、「黒っぽい魚を見つけたり、場所によって水の色が違ったり、湖の秘密を探すことができました。自然の中でカヌーに乗る授業が好きです」と話していました。
4年生の女子児童は、「ふだんは見ることのできない湖からの景色を見られて楽しかったです。これからもカヌーを続けたいです」と話していました。