米軍岩国基地が日本の中高生招待 基地の子どもたちと交流

岩国市のアメリカ軍岩国基地に日本の中学生や高校生が招かれ、基地内の子どもたちと交流会を行いました。

このイベントは、日米の子どもたちにお互いの文化について知り、交流を深めてもらおうと開かれたもので、岩国市や近くの自治体から中高生23人が基地に招かれました。
生徒たちは、まず、日本語と英語の両方を使って自己紹介を行い、続いて、日本とアメリカの日常風景の写真が配られると文化の違いについて感じることを話し合いました。
そして、文化の違いをテーマにした寸劇を披露し、電車の中で電話をした際や麺をすするときに音を出した場合など、日本とアメリカで周囲の反応がどう違うかを面白おかしく表現していました。
最後に、アメリカならではの文化を感じてもらおうと、基地内で行われたアメリカンフットボールの観戦も行われ、チアリーダーのダンスに歓声を上げたりアメリカの生徒がルールの説明をしたりしていました。
岩国市の高校3年生の男子生徒は「文化の違いを感じられて面白かったです。将来は、国際系の仕事に就きたいので、きょうの経験を生かしたい」と話していました。
アメリカの13歳の女子生徒は「日本にいるからこそすばらしい日本の文化にひたることができるのでうれしいです」と話していました。